50代からの楽器(音楽)ライフを共にフォローアップしていくブログ

長~いブランクを引っ提げて、戻って来たぜ!

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抗いがたいフレットレスベースの魅力とは。

■元々はベースにフレットは無かった。

マーク・イーガン

マーク・イーガン先生です。

50年代、ロックンロールの頃。
僕の生まれる前ですから、聞きかじった話ではありますが、
ベースはでかいウッドベースを使っていました。

髪をグリスで固めたお兄さんが、ベースをグルグルと
回しながら、そして時折弦を引っ張って、棹に打ちつけたり、
それはそれでかっこ良かったりします。

初めてのエレキベースは、ご存知フェンダー社が開発した
「プレシジョン・ベース」です。
このとき既に、フレットが装備されており、ギター感覚での
演奏が出来るようになりました。

ベースギターなんて呼び方もかつてはされていましたが、
多分、演奏の低音部を担うでっかいギターという認識が
あったからではないでしょうか?

このように、エレキベースが生まれると同時にフレットは
標準仕様であったのですが、使用される音楽は主にロックが
中心でした。

当時、特にジャズの世界では、エレキベースの使用は殆どなく
ジャズロック・クロスオーバー時代になって、漸く日の目を
見ることになります。
(一般的に目に付くようになってきたという意味で)

もともと、ジャズ畑のミュージシャンは、エレキにはあまり
関心がなかったのでしょうかね。

マイルス・ディヴィスが晩年激しくエレクトリック化して
凄いアルバムを残していますが、エレクトリック化する事が
当時はそのまま革新的な出来事でもあったのです。

ちなみに。日本で初めてエレキベースを導入したのは、
なんと、あの「いかりや長介」氏だと聞いたことがあります。
(いかりやさんの事は既に書かせていただきました。)

そんなわけで、エレキのフレットレスベースを弾いている
人たちは、クラシック系で音楽理論とかがしっかりしていたり、
ジャズ系でテクニシャンだったりと、音楽的にレベルの高い
方たちが多いようです。

そんなな感で、僕の好きなミュージシャン話などを交えて、
フレットレス・ベースの魅力などを書かせて頂ければと。

■やっぱりジャコのインパクトは半端ではなかった。

ジャコの話を書くだけ時間の無駄かなと思ってしまいます。
それだけ、色んなところで語られているし、僕が特別に
新しい発見をしたわけでもありませんし。

初めて聞いた「ジャコパストリアスの肖像」にノックアウト
されてしまったこと、フレットレス・エレキベースの表現の
多彩さに心奪われてしてしまったこと。
(なんと月並みな表現!)

多くのベーシストがこう思ったとか。
「こんな化け物と張り合わなければならないのか・・」と。
まあ、張り合う必要なんてないのですが。
それだけインパクトが凄かったということなのでしょうね。

 ・ ・ ・

フレットレス使いには、ジャコ以外に好きなベーシストが
おりまして、マーク・イーガン、アライン・キャロン、が
好みです。
あと、変わったところでは、マイケル・マンニング。

誰でも知っている超有名どころではないようですが、
勿論ベースをやってる人は知っているはずです・・
巷の「あなたの好きなベーシストは?」なんていう設問に
対してはあまり登場しません。

地味だし、変態さんですから(笑)

■超ザックリとご紹介します。

【マーク・イーガン】
超ザックリと説明します。
パット・メセニーグループでの活動で有名です。脱退後に
ギル・エヴァンス・オーケストラと、平行して自らのグループ、
エレメンツを結成します。

なんといっても、あの、ミョワーミョワーという独特の
唄うようなフレーズが印象的です。
フレットレスといえばこの人ですよね。

【アライン・キャロン】
こちらも超ザックリといきます。
カナダのフュージョングループ「UZEB(ユーゼブ)」の
超絶テク・ベーシスト。解散後はソロで活動。

6弦フレットレスから繰り出される、まさに神秘的な音が
これでもかというぐらいに唄いまくります。
もう、快感そのもの。

2分30秒辺りから始まるソロに注目。

この人、スラップも凄すぎです。6弦フレッテッドでの
有名なソロがありますので宜しければこちらもどうぞ!
動画

【マイケル・マンリング】
こちらも超ザックリで。
この方は、所謂ソロ・パフォーマーです。
ディレーマシンやら、サンプラーなんかを組み合わせて、
一人ベースオーケストラをやっちゃいます!
グループで演奏をする姿なんて、考えられないですね・・。

楽器は、ZONの特注品で、音はもはやベースの域を軽く
超えてしまっています。もう新しい楽器みたい・・

百聞は一軒にしかず。ではどうぞ


まあ、好き嫌いはあるかも知れませんね。

 ・ ・ ・

ベースが自己主張しても許されるアーティスト。
一握りのアーティストだけに許されるのでしょうね。

フレットレスの魅力は、プレイヤーの力量、感性をそのまま
出してしまう表現力の豊かさにあります。

自分の世界を確立しているこういう人たちがいて、
こういう人たちをリスペクトするフォロワーがいる。
そしてその中から、師を越えていくプレイヤーが生まれる。

いいですね。
本当にすばらしい。

今回はこれで失礼します。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。

JT

サウンドハウス
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